ゴープロが欲しいけど、何が違うのかわからない
そもそもスマホよりも何が良いの?
とりあえず動画撮るならGoProでよい?
これから動画撮影やVlogをはじめようと考えている方々から相談を受けることが増えてきました。中には、「これから動画制作で仕事始めようと思うんだけど、GoProどれ買ったらよい?」と質問されることもあります。
ただ、よくよく話を聞いていると
それ、そもそもGoProじゃなくてよいよ
って思うことが非常に多いので、用途別にオススメのカメラを紹介します。
この記事の対象者
- これから動画撮影を始めようと検討している方
- よくわからんけど、GoProを買おうとしている方
- おすすめのVlogカメラを知りたい方
そもそもGoPro(アクションカメラ)とは
GoPro(ゴープロ)とは
大前提ですが、カメラについてあまり詳しくない方の話を聞いてると「四角い形の小型カメラ=GoPro」みたいな認識になっていることがほとんどでした。
ただ、厳密にはGoProはアクションカメラの中の1商品で、ミラーレスカメラ全体を指して「Canon」と言っているようなものです。
四角い小型のアクションカメラにも各社商品がありますので、確認することをおすすめします。
アクションカメラが活躍する場面とは
「動画撮影=GoPro(アクションカメラ)」でカメラ探しを始める方が多い印象ですが、本当にGoProが活躍する場面での撮影はあるのでしょうか。
- スキーやスノーボード、山登りなどのアウトドアシーン
- 耐久性の求められるシーン
このようなシーンでの撮影を求める方であれば、迷わずGoProを購入してください。四角い小型アクションカメラのおすすめリンクを貼っておきます。
おすすめ1位 DJI Osmoaction4
おすすめ2位 GoPro HERO12
おすすめ3位 Insta360 AcePro
1位のOsmoaction4は、耐久性や映像美に定評のあるこの3カメラの中でも圧倒的にコスパが良い商品です。
中でも、DJIが提供しているスマホアプリ「LightCut」を活用することでAIが各動画を自動編集で1つの動画にしてくれます。(BGMなども勝手に入れてくれます。)動画編集スキルがなくてもスマホがあれば簡単にかっこよい動画に完成させらえる点も気軽に使えるオススメポイントです。
GoProよりもDJI Osmo Pocket3がおすすめ(比較)
さて、先ほど書かせてもらったようにGoProはよりハードな動きのある動画撮影に向いているカメラです。そのようなシーンで撮影する方にはおすすめできるのですが、私に質問に来る方のほとんどはもっとカジュアルなシーンでの動画撮影が多いように感じます。
- 旅行やデートの思い出を動画で残しておきたい
- Vlogで街歩き動画を撮影したい
- 1人でYoutubeデビュー用のカメラが欲しい
このような使用用途で動画カメラを検討されているのであれば、アクションカメラの中でもGoProのようなカメラではなく、ポケットジンバルカメラ、もっというと「DJI Osmo Pocket3」をおすすめします。
DJI Osmo Pocket3
DJI Osmo Pocket3は、アクションカメラの中でもジンバルがついているカメラになります。また、カメラの心臓部であるセンサーもより大型のものを搭載しているので、暗所でも非常にきれいな動画を撮影することができます。
おすすめ① ジンバル搭載で手振れ補正が非常に強力
このカメラですが、カメラのついている上部を見てもらうとジンバル(スタビライザー)と呼ばれるパーツがついていることがわかります。このジンバルが物理的についているおかげで、手振れをしっかり押さえてくれます。
GoProなどはカメラの中で手振れを検知し映像を補正する電子手振れ補正が優秀なのですが、このOsomo Pocket3は電子手振れ補正ではなくカメラ本体を動かして手振れを防いでいるので映像の劣化もなく、きれいな画質のままブレの撮影が可能になります。
※トレードオフとして、GoProやOsmoaction4のような耐久性は期待できませんが。
さらにジンバルがついているということで、カメラが自動で被写体を認識して画面の中心に写るように追ってくれるトラッキング機能も搭載しています。ジンバルの可動域内であれば、撮影者がカメラを動かす必要もなく、勝手に最適な撮影をしてくれます。
おすすめ② 1インチの大型センサー搭載で画質がもう1段きれい
カメラの画質を決める大きな要素の一つに「センサーサイズ」があります。センサーと呼ばれるカメラの心臓部の大きさのことなのですが、Osmo Pocket3は「1インチ」サイズになっています。
この1インチという大きさは、アクションカメラの中では最大級であり、GoProふくめ、ほかの四角いアクションカメラよりも大きなセンサーです。
いわゆる「高級コンデジ」も1インチのセンサーが主流ですので、10万円クラスのデジカメと同じような画質で動画を撮ることができると考えてください。
そして、センサーサイズが大きくなると普段の映像美ももちろんでですが、特に「夜景」などの暗所での撮影に強くなります。
キャンプや水族館などの比較的暗いシーンできれいに動画を残したい方はセンサーサーズの大きいカメラを検討してみて下さい。
おすすめ③ 大型モニターで撮影している状況も確認しやすい
小型アクションカメラのGoproと比べると少し大きくなるOsmo Pocket3ですが、その分カメラのモニターも2インチの大きなサイズを搭載しています。
特に今作の3になってから、モニターを縦横可動させることができる仕様になっているので、スマホ用の縦動画やYoutube 用の横動画などを切り替えて最適な形で動画を撮影することもできます。
動画撮影に慣れない方は、今撮っている動画がきちんと撮れているのか気になりますよね。Goproだとモニターが小さすぎて、確認できないこともしばしばです。より大きなモニターを搭載しているほうが使いやすいと感じてもらえるはずです。
おすすめ④ クリエイターコンボでYoutube デビューも簡単
10万円弱費用はかかりますが、クリエイターコンボを購入することで
- ワイヤレスマイク(ウィンドウマフ付)
- ミニ3脚
- バッテリー拡張ハンドル
- 広角レンズ
- ケース
が付属でついてくるようになります。このセットがあれば、1人で街でVlog撮影なども非常に高い次元で撮影することが可能です。Osmo Pocket3本体のマイクも非常に優秀ではありますが、風防のことやスタンド活用も考えると屋外で自分の話声を記録したい場合には、クリエイターコンボがおすすめです。
ミラーレスカメラ、コンデジはOsmoPocket3と比較してどう?
動画撮影といえば、コンデジやミラーレスカメラも選択肢に上がってきます。センサーサイズの問題からミラーレスカメラで撮影するほうがきれいに撮影できることも多いです。
ただ、それでも「動画撮影を気軽に」ということであればOsmo Pocket3をおすすめします。
ミラーレスカメラでの撮影は目立つ
どうしてもアクションカメラよりも大型になってしまうカメラでは、持っているだけで存在感が出てしまいます。カメラを始めたての頃は特にですが、できる限り目立たずに撮影したいものです。
ポケットに収納できたり、気軽にカバンに収納できる小型のアクションカメラのほうが持ち出しやすく活用しやすくなります。
手振れ補正が物足りない
ミラーレスカメラにはジンバルがついていないため手振れ補正機能はあるものもOsmo Pocket3に軍配が上がることがほとんどです。
大きなカメラで手振れを抑えようとするとジンバルをカメラに取り付ける必要がありますが、それをすると完全にプロっぽい感じになってしまいますし、非常に重量も重たくなります。
写真も撮るならあり
Osmo Pocket3よりも、ミラーレスカメラをおすすめするパターンは1つで、「静止画」の撮影もする場合です。
どうしても、アクションカメラはセンサーサイズの観点や操作性の面からも静止画で高いクオリティを求めるのは難しいです。
であれば、大型のセンサを積んでいるミラーレスカメラを購入し、動画もセットで撮影するほうが費用的には抑えることができます。
とはいえ、ミラーレスカメラそのものが費用のかかるものですし、動画撮影用に広角のレンズを購入すればさらにお金がかかります。
- 費用は問題ない
- 少しでも映像のクオリティを担保したい
ということであれば、ミラーレスカメラをご検討ください。
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