「趣味なのだから、長く続けようとして続けるものではない。」
と一蹴されそうですが、これからカメラを趣味で始めてみようか検討している方にとっては非常に気になることだと思いますので、今日は「趣味カメラを長く続ける方法」についてまとめていきます。
一眼レフ買ったけど結局使わなくなった
ミラーレス買ったけど、使わないし後悔した
みたいなことにならないために楽しむ方法を伝授します!
この記事の対象者
これからカメラを楽しく長く続けるために、最初に気をつけるべきことをまとめていきます。
カメラを「使わなくなる」理由
そもそも、この理由をしっかりと明記しておきます。ほとんどの方のカメラを使わなくなってしまう理由が
こちらです。
確かに、最近はスマホのカメラ性能も上がっていますし、何より追加で荷物が必要ないですからね。機動力という面ではどうしてもスマホに勝つことはできません。
ただし、その一眼レフ、ミラーレスのデメリットを最小限に抑えつつ、プラスアルファの価値提案をしてくれるのがカメラの面白いところです。
これから紹介する4つの秘訣を実践できる方であれば、カメラを十分に楽しめることでしょう。
趣味カメラを長く続ける秘訣
デザインが好きなカメラを購入する
小型軽量カメラを持つ(サブ機も選択肢の1つ)
SNSにアップする
形にする(写真集作成)
デザインが好きなカメラを購入する
さて、カメラを趣味に始めて長く続ける上で、一番大切なことがこれです。「自分の好きなカメラを持つこと」です。
当たり前のように思われるかもしれませんが、これが非常に大事なことです。
例えば、価格を最優先して好みではないデザインのカメラを購入したとしても、持っていて所有欲が満たされることはありません。カメラの趣味を続ける上では、もちろん撮影した写真も大事ですが、「このカメラを持っている」という所有欲も同じぐらい大事です。「このカメラで写真を撮りたいから」持ち出すわけで、好きでもないカメラをわざわざ持ち出そうとは思えません。スマホで良いやとなってしまいます。
仮に
①15万円のデザイン大好きなカメラ
②10万円で機能は十分だけど見た目は好きじゃないカメラ
の選択肢がある時ですが、できれば①を選んでください。予算の問題もあるのでそこはお財布と相談してもらわないといけないですが、妥協して購入したは良いが続かないとなった場合結局損をすることになります。
ちなみにですがカメラは売却時に結構な値段がつくので、最後まで考えると購入時ほどの経済負担差はありません。15万円のカメラと10万円のカメラも売却価格が8万円と6万円だとすれば、購入時は5万円ある差も、実質は3万円程度の差になります。
ここで「それは売った場合の話であって、現金は減ってるじゃないか」という方は、会計用語のBS(貸借対照表)を勉強してください。カメラは資産になるものですので、現金の量で価値を考えないようにしましょう。カメラを楽しめなくなります。
小型軽量カメラを持つ
先ほどのお話は、割とどなたもされている話です。今回は、「好きなカメラを持つ」ことに加えてもう1点おすすめの極意を紹介します。
それが、「小型軽量カメラをもつ」ことです。もっというのであれば、「サブカメラをもつ」ことです。
2つに分けておりますが、言いたい結論は同じです。「いつでもカメラを持ち歩けるようにして欲しい」ということです。ですので、デザイン的に最初に欲しいと思ったカメラがフルサイズのように大きいシステムになってしまう場合、サブカメラとしてAPS-Cのカメラ、マイクロフォーサーズ、コンデジでも大丈夫ですのでサブカメラを購入してください。
なぜ最初から、カメラを2つも持たないといけないのか。もし続かなかったらどうするんだ。
と言われてしまいそうですが、そうならないためのサブカメラです。
やはり、大きいカメラというのは普段は持ち歩くことができません。仕事に行くのに毎日持ち歩けますか?学校に行くのに毎日カメラをぶら下げますか?絶対にしないですよね。
しかし、カメラに限らずですが趣味は回数を重ねることでよりハマっていくものですし、より面白さを感じれるものです。
カメラであれば、「シャッターを切った回数」が多ければ多いほどカメラ趣味として楽しさを感じられるわけです。大きいカメラを買って、持ち出す回数が月に1回程度しかないとなるとなかなか趣味として続けられません。面白さに気づくことができません。
最初は、どんな写真でも良いのでたくさんスナップすることでカメラに触れる機会を作ることをおすすめします。スマホでは味わうことのできないシャッターボタンを押して撮影する体験をまずは増やしましょう。
SNSにアップする
これは、スポーツや勉強でも同じことですが普段頑張っていることをアウトプットする場所があった方が人間やる気になります。写真だって同じです。せっかく、カメラを持って撮影するわけなので撮影した作品を見てもらえる場所を作りましょう。
無難に「Instagram」をおすすめします。すでにアカウントを持っているのではあれば投稿だけで良いですし、アカウントを作っていないという方も写真用にアカウントを持ってみましょう。
友人にカメラを始めたことを知られたくない。
という方は、普段のアカウントとは別で写真用のアカウントを持つことをおすすめします。私もまだ始めたばかりですが、カメラ用のアカウントを持っております。普段のアカウントとは関係なく遠慮なくバンバン投稿できるのでストレスなくアウトプットできる良いプラットフォームになっています。
形にする(写真集)
そして最後にもう1つおすすめしたいのが、自分の撮った写真を「形」にすることです。Instagramなどでアウトプットすることも非常に大事なのですが、さらに実物にすることによって「カメラを楽しむ」ことができますし、これを作るために良い写真を撮ろうとカメラを持つ機会を増やすこともできます。
様々なサービスがありますが、最近は「安価でネット注文」できるサービスが多いため写真屋さん(?)にいく必要もないですし、家でインクやプリンターを買う必要もありません。その上、冊子にしてもらえるので本格的な仕上がりです。
友人との思い出、家族の思い出、お子さんの成長記録、旅行の思い出 などなど。
活用方法は無限大です。
個人的には、月に1冊とかを毎月の思い出に作成することをおすすめしています。
【おすすめのサービス】
フォトブックを安価に毎月発刊できる【しまうまプリント】
まとめ
様々な方法を紹介させていただきましたが、共通して言えることは「カメラを持つ機会を増やす」ためのきっかけをどう作るのかということです。カメラほどやればやるほどハマる趣味はありません。
ぜひ、多くの撮影体験をして趣味カメラを長く続けてもらえたらと思います!
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