カメラを趣味で始めようと考え出した時に、必ず一度は考えるのが
でも、カメラは高いしなあ。。
お金がかかる趣味はなあ。
というような「カメラは高い」「カメラはお金がかかる」といったような費用面での懸念ではないでしょうか。
今回は、実際にカメラを趣味にしている私がカメラを趣味にするのにどれぐらいの費用がかかるのか、果たしてそれが「高い」のかまとめて説明してみます。
この記事の対象者
これからカメラを趣味に始めたい方で、新しくカメラの購入を検討している方
結論:【趣味】カメラは意外と高くない
まずは結論です。カメラは思っているよりも費用が掛かりません。
カメラ=高い
と考えている方は、この記事を読んで安心してカメラを購入してください。ただし、カメラを安いと考えるためには
「資産」という概念と「時間」という概念を理解していただくがあります。
ここでいう資産と時間とはこのような意味です。
資産を考慮した費用計算 | その趣味をやめて全て精算した時に財布から減っているお金(売ってお金になる買い物は資産として計上する) |
時間を考慮した費用計算 | 費用がかかる一瞬ではなく、その趣味を楽しんでいる期間で総費用を分割して費用負担する |
それでは、この2つのキーワードをおさえた上で「実はカメラを趣味で始めるのはそんなにお金がかからない!」理由を紹介していきます。
カメラが意外と安い理由
買取価格が高い(資産価値がある)
まずはこれです。「カメラは資産になる」ということです。特に昨今は中古市場の価格高騰もあり、カメラを非常に高額で買い取ってもらえる世の中です。
ここで実際に私がカメラを購入して1年以上使った後に買取してもらった金額の一例を紹介します。
購入時の状態 | 購入時の金額 | 買取依頼時の状態 | 買取金額 | |
元フラッグシップカメラ | 新品 | 150,000円 | AB品(状態の良い中古) | 80,000円 |
望遠レンズ(大三元) | 状態の良い中古 | 120,000円 | AB品(状態の良い中古) | 100,000円 |
標準レンズ(大三元) | 若干使用感のある中古 | 80,000円 | B品(使用感はある中古) | 40,000円 |
こちら私が手放したのはマイクロフォーサーズのカメラでフルサイズと比べると今は人気のないカメラですが、それでも半額〜9割近い金額で売ることができました。
この3点で計算すると
購入費用:350,000円
買取価格:220,000円
実質負担:130,000円
ということで、費用としてはカメラボディ1台分未満ということになりました。
カメラはどうしても購入時の金額は高いので、「カメラ=高い」という印象を持たれがちですが、実際のところは半額ぐらいは費用としてかえってくるので、費用を考えるときは
カメラの費用=表示(購入)金額➗2
で計算するようにしてみてください。そうすると思っているより費用を抑えてカメラを始められるのではないでしょうか。
特に最初は一気にレンズを複数本買う必要もありませんので
カメラボディ:1台 レンズ:1本
で始めてもらえます。
ちなみに費用を抑えて手軽に始めるなら・・・
その中でも費用を抑えて始めたい方に対して個人的におすすめするのは、NikonZ30+レンズキットです。新品でも100,000円ぐらいなので、実質費用は50,000円となります。あとは、SDカードやお手入れグッズなどの付属品で10,000円みていただく方が良いので、結論、新品の最新ミラーレス+レンズでも60,000円でスタートできます。
補足:おすすめのNikonZ30について
このNikonZ30+レンズキットをおすすめする理由ですが
まずなによりも、新品+レンズキットで10万円は安いです。今の現行ミラーレスカメラではほぼ底辺の値段設定です。
10万円が厳しい場合は、中古にするしかないのが現実です。ただ、本当に初心者でこれから始めるのであればミラーレスの現行カメラの方が保証の面などでも安心です。
こちらが2つ目の理由ですが、そもそもNikonZ30で「邪魔」「重い」と言われたらもうその方はカメラを趣味にするのはやめましょう。それぐらい小型のミラーレスです。グリップのほぼないOMSYSTEMのE-PL10かLUMIXのGF10には負けますが、その次ぐらいには小型です。
そして、さらに大事なのがこの「描写力」です。
正直、値段とサイズだけならもう少し優位のカメラも販売されています。ただ、描写力の面でZ30が2歩ぐらい前に出ていることをふまえるとおすすめできるのはNikonZ30ということになります。
長く使える
こちらも非常に重要なことですが、カメラは一度買うと本当に長く同じものを使うことができます。特にレンズは驚異的で10年使えるものもあります。
ちなみに、つい先日私は中古でNikonのFマウントレンズを購入しましたが発売は2014年なので2023年現在でも9年落ちのレンズを購入して使っています。
なかなか趣味で購入したものが10年も使えるということはないですよね。それぐらい昔の機材も使えるということです。カメラボディについてはレンズよりは交換回数が増えるかもしれませんがそれでも5年は余裕で使えます。
中古ショップでも5年〜10年前のカメラを現役バリバリで販売していますからね。
では、1回買えば長く使えるということですから「時間」という概念を用いて費用を計算してみましょう。
仮に先ほどおすすめしたNikonZ30を購入するとして、
合計費用が60,000円、新品なので仮に6年使えるとしても1年あたりの費用は10,000円です。
どうですか?趣味を始めて1年間で10,000円しかお金がかからないというのは驚異的です。スポーツでも旅行でもなんでも年間10,000円で収まる趣味を見つける方が難しいですよね。
追加費用がかからない
そして、「年間10,000円しか費用がかからない」ことを説明する上でもう1点大切なのがこれです。追加コストがかからないことです。もちろん追加でレンズを購入すれば費用はかかりますが、それはどの趣味でもそうですので一旦除外します。
最低限趣味としてカメラを楽しんでいく上で、最初の購入にかかった費用から追加で費用がかかることはほとんどありません。強いていうなら次に紹介する気持ち程度の維持費ぐらいです。
カメラは今までの生活の中に追加することができるコンテンツ(旅行に持って行く、友人の結婚式に持って行く、こどもの運動会の時に持って行くなど)ですので、カメラを楽しむために追加で費用がかからないのが非常におすすめしやすいポイントです。
ゴルフとかカラオケとかもそうですが、遊ぶために毎回費用がかかる趣味は年間で見れば高額ですからね。
維持費が安い
最後に、カメラを購入する際に気になるポイントでもあるのが維持費ではないでしょうか。これについても結論ほとんどかかりません。
普段かかる費用とすれば防湿庫の電気代、もしくはドライボックス内の除湿剤の交換費用でしょうか。あとは、綿棒やブラシのような消耗品程度です。年間で1,000円ぐらいでしょうか。
一応、イレギュラーでかかるのがセンサーと呼ばれるカメラの重要な部分が汚れてくるとメンテナンスに出さないといけないのですが、アマチュアで趣味程度の活用であればほとんどお世話になることもありません。使っても3,000円程度です。
つまり、維持費はほとんどかかりません。
分割払いで実質無料!(頭金なし)
改めてまとめてみると
買取価格が高いので、実質半額以下
一度購入してしまえば10年弱は使える
追加で費用がかからない
維持費もかからない
ということで、再三になりますがNikonZ30で考えると
初期購入:110,000円(掃除グッズ等もコミコミ)
買取価格:50,000円程度 ※変動する
6年使うと考えると実質年間10,000円(維持費込みでも11,000円)
非常にお金のかからない趣味ですね。
ただ、とはいえ最初に110,000円は高すぎると言われる可能性もありますのでもう1点。
なんと、マップカメラなどの量販店では「60回まで分割手数料無料」で対応してもらえることが多いです。条件があるので、100,000円の買い物だとおそらく36回払いぐらいまでかもしれませんが、それでも1ヶ月あたりの費用は3,000円です。
いかがでしょうか。もうこれは非常に安いとしかいえないですよね。月に1回でも飲みに行く回数を減らしたら予算確保できますし、カラオケでも2回我慢したら良さそうですね。
ゴルフに至っては1回我慢したらカメラを3セットぐらい購入できますね。
もはやコレは実質無料!といか言いようがない趣味です。
是非一度カメラの購入を検討してみてください。
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