カメラを始めたは良いがどうやって保管したら良いの?
防湿庫を買わないとカビるってほんと?
梅雨ってカメラの天敵って言うけど。。。
梅雨シーズンになると、急にカメラの保管方法が気になってしまうのはなぜでしょうか。我が家では、防湿庫で常に湿度40%に保って保管しているので基本大丈夫のはずですが。。。笑
カメラを始めようとしている方や、カメラ初心者の方にとってカメラの保管は1つの重要なポイントです。
もし、クローゼットやリュックの中など湿気のたまりやすい場所に保管しているという方は、悪いことは言わないのでとにかく”ドライボックス”を購入してください。(リンクも貼っておきます。※乾燥剤もセットなので、これだけで大丈夫です。)
これがあるだけでカメラやレンズのカビの発生を抑えることもできますし、犬猫などのペットの毛や埃などからも守ることができるので、とりあえずで買って間違いないアイテムです。
さて、カメラを始め出すと
防湿庫が良いのかドライボックスで良いのか
ここが非常に気になるところです。筆者の私もドライボックスでの保管をはじめ今は防湿庫を使うようになっているのですが、ドライボックスから防湿庫に移行させた経緯や理由も併せて紹介します。
この記事の対象者
- カメラを始めたいが保管方法に悩んでいる方
- 防湿庫VSドライボックスで迷っている方
- カメラ資産を目減りさせたくない方
結論:迷うならドライボックス保管で大丈夫!
この記事を読んでくださっているであろう「カメラ始めたて」「これからカメラを始める予定」の方々にとっておすすめな保管方法は圧倒的に【ドライボックス】です!
その中でも特にこだわりがなければHAKUBAさんのドライボックスを購入しておけば間違い無いでしょう。カメラグッズ業界を代表するメーカーさんですので、安心のドライボックスです。(私も今でも使っています。)
ちなみに、わざわざ専用のドライボックスを購入しなくても「密閉性」が担保されているボックスがあれば乾燥剤だけ購入してドライボックスとして代用することもできます。費用的にはそのほうが安く済むことの方が多いです。
ただし、もともとがカメラ保管用では無いので密閉性などはしっかり確認が必要です。専用街のボックスを使う場合は、下記の湿度計などを検討してみてください。
ドライボックスとよく比較される
こういう【防湿庫】カッコ良いなあと言う気持ちもわかりますが、防湿庫は”重い”し”でかい”。結構防湿庫自体の保管場所に困ります。特に電源が必要になるのでコンセント付近に置く必要もあると言うのがネックになります。
あと、防湿庫にスペースがあるとカメラやレンズで埋めたくなる衝動に駆られるのも要注意ポイントです笑
ドライボックスのメリット
圧倒的に安価
まずおすすめしやすいポイントとして費用感があります。防湿庫は、一番小さい25L程度のサイズでも10,000円程度します。ドライボックスは5.5Lであれば2,000円以下です。
確かに容量は違いますが、カメラを始めた最初から25Lも必要なく、ドライボックス1箱か2箱で足りる方がほとんどではないでしょうか。
ドライボックスは普段の管理も乾燥剤さえしっかり入れ替えていればそれ以外の費用はかかりません。乾燥剤も1年で数百円程度の維持費です。
小型軽量で出し入れが楽
ドライボックスはプラスチックの箱なので、非常に軽量です。中にカメラが入っている状態でもドライボックスごと簡単に運ぶことができます。
クローゼットに入れておいて、必要な時に箱ごと取り出してカメラを取り出すことができます。
ただし、防湿庫はそうはいきません。そもそも電源に繋いでおく必要がありますし、金属なので重いです。とても持ち上げて運びまわすものではありません。
また、ドライボックスはフタで開け閉めできるのでカメラの収納も上部から出し入れできます。
これが非常に使いやすく、防湿庫の場合横開きの扉であり、中の台をスライドさせてカメラを取り出す必要があります。
防湿庫のおくの方に収納してしまうと取り出すのも面倒です。
こういった使いやすさはドライボックスの優位点と言えるでしょう。
買い足しも容易
ドライボックスは、同じシリーズであれば重ねて収納できるものが多いです。カメラを楽しみ出してレンズが増えてきたりボディが増えたとしても、2,000円弱で収納スペースを確保できます。
防湿庫は容量だけで言うとドライボックスよりも大きいものが多いのですが、先ほども述べたようにスライドさせて引き出す必要があり、奥のスペースは非常に使い勝手が悪いです。
取り出すためにも手前のレンズを一旦出してから奥のカメラを出す必要があります。
結局、容量があってもその容量を有効的に使い切るのは難しく、
今、私が使っている38Lの防湿庫ですが、5.5Lのドライボックス3個分程度の機材でほぼいっぱいになっています。
後々防湿庫を購入した後のサブ収納としても活用できます。
ドライボックスのデメリット
基本的に機材の少ないうちはドライボックスで十分ですが、ドライボックスのデメリットもお話しておきます。
梅雨シーズンは要注意
乾燥剤は通常3〜6ヶ月程度持つものが多いですが、梅雨シーズンだけは注意が必要です。
湿度が下がりにくくなったり、乾燥剤の効果がいつもよりはやく限界を迎えます。少し多めに乾燥剤を入れることで解決することも多いので、梅雨シーズンだけ多めに乾燥剤を使うように気をつけてみてください。
普段から見えるところに収納すると安っぽく見える
電源のないところでも収納できるのがドライボックスの優秀なところですが、防湿庫と比べて見た目がチープなところは逆に弱点です。
クローゼットなどに収納しておく分には気になりませんが、目につくところに置いておくには少々おしゃれさの面で不安が残ります。
特にカメラ好きな方はおしゃれさんも多いと思いますので、注意が必要です。
防湿庫が必要になるタイミングとは
ひとまず、私も愛用している38Lの防湿庫が必要になるぐらいまではドライボックスで十分です。
- フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズのボディが各1台
- レンズが単焦点〜小型望遠レンズで7本
これぐらいは余裕で収納できますので参考にしてみてください。
また、
- カメラをどんどん買い足していく予定がある
- 便利さ、安さよりも「かっこよさ」を重視したい
- 乾燥剤を取り替えることすら面倒だ
これらに当てはまる方は最初から防湿庫を買って後悔ないでしょう。見た目の満足感は防湿庫の方が圧倒的ですからね。
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