カメラを趣味にしようか悩んでいる方たちがネットで「カメラ 趣味」と調べると
ポジティブ記事
「カメラの始め方」
「カメラをおすすめする理由」
とかポジティブな記事がたくさん出てきます。確かに、カメラを趣味で始めることに不安をかかえている方々が検索しているでしょうから非常にありがたい記事ではあります。ただし、実際のところ
ネガティブキーワード
「カメラ 趣味 ださい」
「カメラ 趣味 恥ずかしい」
「カメラ 趣味 続かない」
みたいなネガティブなキーワードもたくさん出てきます。これから始めようとしている方にとっては、不安を覚えるキーワードですよね。ぶっちゃけカメラが趣味ってどうなの?自分はカメラを買って楽しめる?様々な気持ちでいっぱいになることでしょう。
というわけで今回は、【完全素人から1人でカメラを趣味に始めた】私が思う
を紹介していきます。
この記事の対象者
これからカメラを趣味に始めたいけど不安を抱えている方
に対して、
【簡易プロフィール】
27歳・男性
カメラ歴3年
完全未経験からYoutubeみて1人でカメラをはじめる。主な撮影は、旅行先での風景やスナップ。たまに季節もの(桜・紅葉など)を1人で撮りにいく。最近は、仕事がら企業の採用HPの宣材写真撮影で人物や物撮りも行う。カメラのリア友はいません。(最近、妻にカメラを始めてもらいました。)
こんな感じの私がカメラを趣味にするのに向いていない人を共有します。
①インドア派の方
まあ、インドア派の方がカメラを始めようと思うのかという問題がありますが一応書いておきます。これはみなさんイメージ通りだと思いますが、カメラは外に出て活躍する場面が多いです。
家の中でカメラを持っていても活躍する機会は限定されてきます。家でわんちゃんやねこちゃんなどのペットを飼っている方でしたら、ペット撮影ができるのでまだ使えることがありますが、それでも限定的です。
外に出て撮影することで楽しみを味わうことができるカメラはインドア派にはおすすめしづらいです。
「遊びに行くときだけ使う」と割り切って持っていただくこともできますが、普段使わないと飽きてきたりいざという時に持っていくことのストレスが半端じゃないので結果持っていかず、、、なことになります。
結果、部屋のオブジェに成り下がりますのでカメラを趣味にするのであればハマるまでは「撮るために出かけよう」というマインドを持つべきです。
②荷物はミニマムじゃないと嫌な方
カメラは結局、通常の荷物に追加で持つものです。どれだけ良い写真が撮れようがどれだけ良い思い出が残せようが、重いものは重いです。ぶっちゃけ邪魔です。
もちろん、おしゃれなカメラを首からぶら下げてファッションの一部みたいに持つこともできますが、そのおしゃれさを差し引いても重いです。邪魔です。
何度でも言います、重くて邪魔です。
やはり、カメラの最大のデメリットはこれです。首からぶら下げていれば肩が凝ります。ずっと手で持っておくのは邪魔です。
腰にぶら下げたりするグッズもありますがガチ感がすごいので初心者にはおすすめできません。結局、カメラバッグを持つか、小さめのカメラであればカメララップでつつんでいつものリュックに入れて持ち運ぶかです。
ですので、「普段の荷物は財布とスマホだけで手ぶら派です」みたいな方、そこまで行かなくても極力荷物を減らして動きたい方にとっては非常にストレスになるでしょう。「もうスマホで良いやん」ってなるのがオチですので、カメラを購入するのは考え直しましょう。
③カメラ以外の荷物が多すぎる方
②と真逆の話になりますが、普段から持ち歩いている荷物が多すぎる方も要検討です。
というのも、カメラバッグってカメラ以外のものを保管する容量はあまり多くありません。もちろんリュックのサイズによりますが、思ったより入らないです。普通のリュックのように買い物した荷物を入れようとかは不可能です。カメラ以外の荷物が多くて、常に移動時リュックがいっぱいになるような方はカメラを持つのが難しくて面倒になる可能性が高いです。
容量の大きいリュックになればなるほど選択肢が少なくなる上に、高額になりますしデザインも二の次になってきます。単純に使いたくないデザイン性のリュックが増えてきます。不安な方は大手家電量販店などで実際にカメラリュックを触って感覚を掴むようにしましょう。
④目立つのが嫌な方
「悪目立ちをする」という意味ではありません。(まあ、もちろんマナー違反は嫌われるのでルールは守りましょう。)ただ、それでもやっぱり目立ちます。本格的なカメラを持てば持つほど目立ちます。大きいので。
スマホで写真を撮るのが今の常識ですので、カメラを使うのは少数派です。おそらくみなさんも観光地などでおっきいカメラを持っている方を見たら自然と1回はみてしまいますよね。その視線が自分に来ると思ってください。
イメージしてみて、嫌だなと思った方はカメラを始めない方が良いでしょう。持ち出さなくなってしまうので。
⑤予算をかけられない方
これはどちらかというか「向いていない」というよりも「楽しみきれないかもしれない」という意味になります。本当はカメラ1台とレンズ1本でも十分にカメラを楽しめますし、楽しんでいる方もいらっしゃいます。中古で一眼レフとレンズを買えば5万円ぐらいから始めることもできます。
ただし、これからカメラを始める方にはミラーレスを使ってもらいたいですし、レンズ交換式カメラの楽しみ方の1つである「レンズ交換」を体験して欲しいです。スマホでは撮れないボケ感のある写真を撮影したり、望遠レンズで綺麗な絵のまま遠くの被写体を撮影したリとレンズを複数持つことで楽しめる世界がカメラにはあります。
そうなると
カメラボディ:10万円
レンズ標準ズーム:10万円
レンズ単焦点:8万円
レンズ望遠:8万円
みたいな予算感になることもざらです。もっと安いレンズもあればもっと高いレンズもあります。カメラを始めるまでは「レンズ1本10万円って意味不明」ってご意見かと思いますが、カメラを始めると「レンズ1本10万円以下なら安いな」みたいな考えになっていく可能性も高いです。それぐらいカメラはお金のかかる趣味です。安く始めても追加で買いたくなります。
ですので、カメラに回すお金が全くないという方は再検討していただく方が良いかもしれません。
【悪魔の囁き】
36回分割払い(手数料なし)みたいな分割支払いができるカメラショップが増えている。
買う時はお金が減るが売れば買値の半分ぐらいは値段がつくことが多い。(もっと高くなることも多い)
レンタルサービスもある。
まとめ
いくつか分けて紹介させていただきましたが、
❶荷物になることを理解できるか
❷世間的には少数派になることを理解できるか
❸お金がかかることを理解できるか
こういった部分を認識して、許容できるということであればぜひカメラを始めてみてください。
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