スマホよりも綺麗な写真を撮れるカメラが欲しい!!
これからカメラの購入を考えている方の中には
スマホよりは綺麗に撮りたい
普段から持ち歩ける小型軽量が良い
使うか分からんけど動画性能もあって欲しい
予算はそこまでかけたくない
このような軸で探されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は上記のような「あくまで趣味」「こだわりはない」「普段使いのしやすさ重視」「低予算」を満たしているおすすめカメラを1つに絞って紹介させていただきます!
この記事の対象者
・これからカメラを買いたい方
・カメラ購入の軸が下記の全てもしくはいづれかに当てはまる方
趣味の範囲での使用(ライトユーズ)
カメラマニアになるつもりはない
細かい画質の良し悪しこだわらない
普段からカバンに入れて持ち歩きたい
予算を抑えたい
結論:NikonZ30がおすすめ
一番最初に結論を言ってしまいます。
私がおすすめするカメラは【Nikon Z30】です。レンズはレンズキット【NIKKOR Z DX 16-50mm】がおすすめです。
このカメラは私自身も実際に普段から使っていて、これよりも上位機種のカメラも持っていますし、逆にこれよりも小さいカメラを所有していたとこもありますが、2023年6月現在ではこのカメラをいちばんのおすすめとさせていただきます。
どんなカメラ?(カタログスペック)
さて、今回おすすめカメラとして紹介させていただいたNikonZ30ですがどのようなカメラなのか重要なところだけまとめさせていただきます。
ボディについて
メーカー | Nikon |
カメラの種類 | ミラーレス一眼(レンズ交換式) |
センサーサイズ | APS-C(フルサイズより小さい) |
画素数 | 2088万画素 |
マウント | Zマウント |
動画撮影 | 4K30p フルHD120p(スローモーション) |
重量 | バッテリー、SDカード込みで405g |
ファインダー | なし |
手ぶれ補正 | なし(レンズにあり) |
こちらが購入の上で知っておいてもらいたい特徴でしょうか。スペック上の特徴としてはいわゆる「エントリークラス」の性能ですが、使ってみてわかる魅力がたくさんありますので後述させていただきます。
レンズについて
マウント | ZマウントDX(APS-C用) |
焦点距離 | 16mm-50mm(フルサイズ換算24mm-75mm) |
F値 | F3.5-6.3 |
重量 | 135g |
手ぶれ補正 | あり |
これがキットレンズのスペックですが、こちらもスペック以上に評価の高いレンズですので1本目におすすめのレンズです。この1本で「夜の動体」などのシチュエーションでなければ幅広いシーンで活躍してくれます。
NikonZ30+レンズキットの魅力
綺麗な描写性能
こちらNikonZ30とレンズキットのNIKKOR Z DX 16-50mmで撮影した写真になります。全て撮影してすぐにスマホに転送したままのデータです。カメラの画質を見てもらうために何も特別な加工をしていませんので、ここからスマホのアプリで加工するだけでももっと映える写真にすることもできます。
しっかり使えるオートフォーカス
やはり、今のご時世カメラといえばどれだけカメラ任せで綺麗に撮影できるか、ピントが合った写真が撮れるかが必要最低限の条件ですが、このNikonZ30も趣味レベルで使うなら必要十分なオートフォーカス性能を持っています。
特に人やペットのの場合、瞳AFがあるので基本的にピントを外すことはありません。安心してシャッターを切ることができます。
小型軽量で持ち運びやすい
こちらボディ405gでレンズが135gということで、合わせても約500gとペットボトル1本分の重さしかありません。どれだけ性能が高いカメラでも、重いカメラは持ち運びたくなくなるのでどうしても撮影機会が減ってしまいます。持ち出すことのないカメラはただの置き物です。
気軽に持ち運べることを重要視する方にとって、この小型軽量セットは非常に魅力的です。
また、こちらのカメラはファインダーと呼ばれるカメラ上部についていることの多い覗き穴がありません。だからこそ、カメラの出っ張りがない分カバンへの収まりが良く、冬のコートのポケットならワンチャンカメラを入れれるぐらいのコンパクトさです。
ファインダーがないというのは、ガチユーザーからすると「炎天下での撮影で〜〜」と文句を言われるポイントですが、普段スマホで撮影している方からすればファインダーがないのが普通ですし、見にくくてもカメラがオートで最適な設定にしてくれますから安心して撮影できます。ファインダーが必要なのは、カメラユーザーの中でも中、上級者以上の一部です。
絶妙な焦点距離
このレンズは、フルサイズ換算24mm-75mmをカバーしています。mm表記だと分かりにくい方もいらっしゃるはずですので、感覚的な話をするとiPhoneProの広角レンズ〜望遠レンズ(3倍ズーム)をすべてカバーできると思ってください。大体同じ画角になります。
つまり、広角での撮影からある程度望遠の撮影までこのキットレンズ1本で対応できます。Pro以外でのiPhoneだと画質劣化で綺麗に撮れない望遠側でも綺麗に撮影できるようになるのは魅力の1つです。
さらにこのレンズは、「値段以上の写りをする」レンズとして世間からの評価が非常に高いレンズです。スマホサイズの画面で見る分には上位クラスの高級レンズと遜色ないような写りをしてくれるハイコスパレンズです。
★持ちやすくて写真用としても動画用としても使える万能カメラ★
星マークを付けさせてもらいましたが、今回NikonZ30をおすすめしたい理由のいちばん大きな理由がこれです。
小型軽量カメラは最近よく発売されていますし、エントリークラスのカメラは小型軽量が多いです。ただし、それらのほとんどのカメラが小型にするためにグリップを浅くしたり無くしたりしています。見た目的には可愛いものもありますが、カメラとして使うときに「持ちにくい」というのは致命的です。
「持ちにくい」カメラは、撮影時に手元がぶれたり手首に負担がかかったり、実重量以上に重く感じてしまいます。こう言った使いにくさは撮影機会の減少につながってしまいます。
そんな中、いわゆる「エントリー」カメラの中でNikonZ30は飛び抜けて持ちやすいグリップを搭載してくれています。私は、日本人の中で非常に手が大きい人間(身長190cm)ですが、それでも安心して持つことができます。
また、このZ30は位置付け的には「Vlogカメラ」ということで動画性能特化のような形になっていますが、実際のところ中身は先に発売されているNikonZ50やZfcのようなスチル(静止画)メインのカメラと同じスペックですから、写真の性能も非常に高いです。
もはや、「Vlogカメラ」というよりも「Vlogも撮れる小型万能カメラ」が正しい位置付けだと認識しています。
NikonZ30購入時に気を付けておきたいこと
このNikonZ30とレンズキットの組み合わせは、非常におすすめですが1点だけ難点があります。
それが「F値が大きいレンズ」ということです。カメラは撮影時の「F値(絞り)」が小さくなればなるほど
ボケ感のある写真が撮れる
夜や室内などの暗いシーンでも綺麗に撮れる
上記のようなメリットがあります。このキットでンズではこのF値が広角端でも3.5で望遠端では6.3になってしまいます。写真自体は撮れますが、例えば「背景ボケした人物撮影がしたい」みたいな方の場合、若干力不足です。
ですので、もし予算に余裕のある方は
こちらのF2で撮影できるレンズも検討していただく方が幸せになれると思います。
こちらはNikonZ30で撮影すると焦点距離60mmの少し望遠よりの標準域でF2で撮影ができるので、背景ボケをより楽しむことができます。一応、同じ画角でF2で撮影したものとF6.3の写真を載せておきます。
すべてNikonZ30+NIKKOR Z 40mmF2で撮影しました。(ちなみに写真に写っているのはNikonZ5)
撮影の仕方にもよりますが、同じシチュエーションでこれぐらいの差が出ます。
まとめ
今回、おすすめとして紹介したNikonZ30ですが
小型軽量で持ち運びしやすい
写真性能も動画性能も必要十分
レンズも優秀(ボケが欲しい場合は追加検討)
これらのポイントが非常に高いので、これからカメラを趣味で軽く使っていきたいという方は買って後悔のないカメラだと思っています。何度も言いますが、他のエントリー機と比べた時の持ちやすさ、使いやすさはピカイチなのでぜひ一度店頭で実機を触ってみてください!
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