Vlog始めたいけど、動画編集なんてしたことない
スマホで動画きれいに撮れるけど今更Vlogカメラって必要なの?
Osmo Pocket3 って結局のところどうなの?
ここ数年、「Vlog」なる言葉が流行し、YoutuberやTikTokerでなくても動画をきれいに残す時代になってきました。
私自身もこのようにblogを書いていますが、文字だけでは表現できないニュアンスみたいなものが存在するのも事実です。日常の記録ならblogよりもVlogのほうが手軽で、かつその時の記憶をすぐに思い出させてくれます。
そんなVlog全盛期の今、スマホでも年々動画性能が上がっている中でわざわざVlog用にカメラを購入する必要はあるのでしょうか。
そんな「これからVlogカメラを購入するべきなのか」を悩んでいる方に2023年にdjiから発売された「Osomo Pocket3」をオススメさせていただきます。
この記事の対象者
- これからVlogを始めたい方
- カメラを購入するかスマホで撮るか悩んでいる方
- dji Osmo Pocket3 が気になっている方
結論:動画を始めるなら一番オススメのVlogカメラ
実は私もVlogはつい最近まで挑戦してきませんでした。「OsmoPocket3」についても「買うからには動画を撮るんだ」という覚悟を決めて購入を決意しました。
そもそも、これを読んでくださっている方の中には
スマホでよくない?お金かけてカメラ買う必要ある?
という疑問をお持ちの方も多いかと思いますし、
もうミラーレス持ってるし、追加で動画用とかいるかな?
というカメラユーザーもいらっしゃるはずです。しかし、そのような方に言いたいのは「使ってみたら、全然違うぞ」ということです。
OsmoPocket3は、75,000円前後するポケットジンバルカメラです。それなりに高い買い物になってしまいます。
でも、それでも動画を始めるなら圧倒的にオススメのカメラに仕上がっておりましたのでポイントをまとめてご紹介させていただきます。
dji Osmo Pocket3のオススメポイント
- 所有欲を満たすデザイン性
- 小型軽量で持ち運びが非常に手軽
- 1インチセンサー搭載で絵がきれい
- 手振れを全然しないので、素人でもそれっぽく撮れる
- スマホアプリ×AIが勝手におしゃれな動画を作ってくれる
動画のプロ目線からのレビューではなく、動画/Vlog初心者からの正直なレビューが参考になれば幸いです。
OsmoPocket3が初心者におすすめの理由
所有欲を満たす魅力的なデザイン
まずは何より、OsmoPocket3はデザインが非常にスタイリッシュです。とにかくかっこよい。
2インチのモニターを90度回転させることで自動で電源が入ったり、逆に90度回転させるだけで自動で電源がオフになる仕様もただカッコよいだけでなく、使い勝手もよい。今までのOsmoPocket2から進化した大きなポイントの1つです。
モニターのギミックももちろんですが、カメラ部分もジンバルがついていて稼働させるたびにカメラが動くので、起動時のワクワク感がたまりません。
また、ギミックは非常に面白いですがデザインの色味自体はほぼブラックのみで無駄な装飾がないのも好ポイントです。他社のポケットジンバルカメラやアクションカムなどは、無駄にカラーが多く悪目立ちしてしまう印象でしたが、Osomo Pocket3は録画ボタン以外は黒で統一なので、シンプルなのが特徴です。
小型軽量で持ち運び◎
デザインの話の続きになりますが、この小型軽量さも非常に使いやすいポイントです。本体179gの軽量さでポケットに入れていてもカバンに入れていても一切負担になりません。スマホ同様の重さです。
一眼レフカメラ、ミラーレスカメラを始めた方々の中で一番続かない理由が「荷物が増えた」「重い」ではないでしょうか。結局のところ、持ち運ぶ機会がなければ役に立たないカメラにとって重量は、非常に重要度の高い問題なのです。
最高峰の画質を求めるのであれば、「ミラーレスカメラ+ジンバル」で動画を撮るほうがよいでしょうが
こんな感じで非常にボリューミーな装備になってしまいます。動画を仕事にしている人ならこれでもよいですが、趣味でこれは中々目立ちますし、恥ずかしさが勝りますよね。
ここまで小型軽量で、きれいな動画を撮影できるというのは使ってみて改めて実感した感動ポイントでした。
1インチセンサー搭載できれいな映像
では、
小型軽量なこのカメラではきれいな撮影ができないのか。
ということですが、必要十分以上の画質で撮影が可能です。
カメラの画質を決める最重要項目が「センサーサイズ」と呼ばれるカメラの心臓部の大きさなのですが、このOsomo Pocket3は「1インチ」のセンサーを搭載しています。
もちろん、ミラーレスカメラには及ばないサイズですが、最高級のスマホや高級コンデジと同じセンサーサイズであり、夜などのシーンでもきれいに撮影することができます。
手振れ性能が高くて、初心者でもきれいに撮れる
センサーサイズからきれいな画質で動画撮影できることを話しましたが、これだけだと
いや、じゃあスマホでよくない?
となってしまいそうですね(笑)
確かに、小型軽量でセンサーサイズの大きなカメラを搭載しているスマホはどんどん発売されていますし、20万円を超えてくるようなハイスペックのスマホと8万円程度のポケットジンバルカメラ。
こう考えると、ますますOsomo Pocket3が要るのかとなります。
ただし、それでもやはり動画撮影に特化したこのカメラはスマホでは撮影できないクオリティで動画を記録してくれます。
そこで重要なのが「ジンバル一体型による手振れ補正」です。ジンバルとは簡単に言うと手振れを抑えるためのモノで手の動きや撮影者の動きに合わせて滑らかにカメラを動かしてくれます。
スマホにも手振れ補正機能がついていますが、あくまで電子処理がメインなので、精度に限界があったり手振れ補正を利かせることで映像自体がぎこちない動きをしてしまうことがあります。
カメラを物理的に動かして手振れ補正をかけれるからこそ無理なく滑らかな映像を撮影することができます。
これは、スマホに限らずミラーレスカメラやアクションカムにも搭載されていないOsomo Pocket3の特徴で、特に自分で手振れをきれいに抑えて撮る技術のない初心者にとってジンバルの有無は映像のクオリティに直結する機能になります。
djiの動画編集ソフト「LightCut」でAi動画編集が簡単にできる
これは中々、Osomo Pocket3を購入されているYoutuberの方々が紹介していない内容になるのですが、djiさんが公式にオススメしているスマホ動画編集アプリの「LightCut」が非常に優秀です。
特に
Vlogを始めたり、記録に残したいが動画編集スキルがない
動画編集できるほどのPCがない
のように、スキルがなかったり機材をそろえるのが難しい方、気楽に始めたい方にとって満足できる動画編集ソフトに仕上がっています。
ちなみにこちらは、私がOsomo Pocket3を購入した日に何もわからずに撮影して、このアプリで20秒ほどで編集した動画になります。
LightCutのおすすめポイント
- スマホとOsomo Pocket3だけで完結する
- 撮影した動画を選択するだけで、AIが良い感じにカットして動画にしてくれる
- AIの編集が気に入らん場合は自分で修正、編集ができる
つまり、自分で編集のスキルがなくても勝手に編集してくれます。上の動画も一切修正していませんのでAIの編集成果です。
Vlogしたいけど、編集はできません。
という方に「Osomo Pocket3+LightCut」はとにかくオススメしたい組み合わせです。
クリエイターコンボは必要なのか?
さて、ではOsomo Pocket3を購入しようと考えたときに「クリエイターコンボ」というパッケージが存在します。
通常のOsomo Pocket3のセットに
クリエイターコンボセット
- 追加バッテリー
- 三脚
- マイク(ウィンドジャマー含)
- ミニキャリーバッグ
- 広角レンズフィルター
の5つが追加でついてきます。価格差にして約2万円ですね。
こちらクリエイターコンボを購入する必要があるのかないのかをまとめておきます。
- Vlogの中で、「自分の声」や「しゃべり」を動画にリアルタイムで入れたい方
- Youtuberのように定点での動画回しにも挑戦したい方
- 自撮りがメインでより広角レンズを活用したい方
- とにかく手軽に記録を残したい方
- 特に撮影しながら話す予定がない方
- 音は周囲の音を取り込んで記録しておきたい方
このような感じでしょうか。
あとは明確な基準がなくても、とりあえず
Osomo Pocket3で動画周りを完結させたい
という方はクリエイターコンボをオススメします。
もしミラーレスカメラなどを持っていて、本格撮影は他のカメラを使うというような役割で購入を検討されている方は通常セットがオススメです。
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