大人気フルサイズ、NikonZfのデメリットだけをまとめて紹介します!

NikonZfの再検討

NikonZf、おしゃれで機能性も高くて最高だよね

在庫も安定してきたしそろそろZfを購入しようかな

Yotuberもおすすめしてる人多いし間違いないだろ

2023年をきっかけにNikonはフルサイズミラーレス市場で一気に注目を集めたように感じます。

実際に、2023年に発売されたNikonZ8とNikonZfは発売当初は在庫不足になるほどで、今でも大人気の2機種になっています。※私ももれなく2台とも購入しました。

SNSでもよく「NikonZfは見た目も性能も文句なし!」「今オススメのフルサイズはNikonZf!」というような記事や動画をよく見ますし、実際に購入して活用している私もおすすめできるカメラだとは考えています。

しかし、実は

やっぱりZfを手放してZ8を買いなおそうかな

と考えるときも多々ありますので、今回はあまり表に出てこない「NikonZfのおすすめできないところ、デメリット」だけに絞ってご紹介させていただきます。

目次

この記事の対象者

  • NikonZfの購入を検討している方

Zfの見た目におけるデメリット

おしゃれ要素が強いので、仕事の場では印象がよくない可能性がある

元々、NikonZfは大人気のフィルムカメラ「NikonFM2」のデザインを踏襲して作られた

見た目はレトロ、中身は最新性能

なカメラです。

最新のミラーレスでこのようなレトロなデザインをしているカメラは他にありません。しいて言うなら、OM SYSTEMのOM-5やFUJIFILMのX-T5系は少し近い部分があるかなあとおもいますが、それでもZfは圧倒的なレトロさで、徹底されています。各ダイヤルが物理ダイヤルで真鍮製というのも高得点です。

そういう意味ではこのデザインは圧倒的なZf購入のメリットになるのですが、このデザインだからこそのデメリットがあります。

それが

おしゃれカメラなので知らない人からするとしょぼいカメラに見られる

ということです。

どうしても、カメラに詳しくない方やZfを知らない方からすると

本格カメラのイメージは

これになってしまいます。

この一般的なデザインをイメージしている方からするとZfは

  • 昔のカメラ
  • 性能の低い安いカメラ
  • 趣味用のカメラ

のように仕事の撮影に使うには心もとない印象を受けてしまうことがあります。

実際に中身の話をすると、Zfは十分に業務用途で使える性能を持っているため、ビジネスシーンで使うことに何ら問題はないのでしょうが、こればっかりは印象の問題なので。。。

趣味でしか使わない方にとっては一切関係のない話ではありますが、もし少しでも業務用途での利用を検討されていらっしゃるのであればこのデザインが相手にどう見えるのかは考えた方がよさそうです。

Zfの性能におけるデメリット

画素数が少し控えめ

控えめとはいえ、2450万画素あるのでSNSやパソコンで全体を見る分には一切問題ございません。ただ、私のように高画素機で写真を撮ってきた方やトリミングをうまく活用していきたい方にとっては少しネックになる部分だと思います。高画素のカメラを買って画素数を下げて撮影することはできますが、購入したボディ以上の画素数での撮影は基本的にできませんのでご了承ください。(Lightroomのスーパー解像度なる機能も最近はありますが。)

ただ、これについても画素数が低めということは

  • 記録メディアの容量を取りにくい
  • 高感度耐性が高い(ノイズがのりにくい)

というメリットもありますので、ここも個人の判断次第です。

Zfの機能性、使い勝手におけるデメリット

上記のように、見た目や性能面ではよっぽどシビアな撮影環境で写真を撮るプロの方以外にとっては、さほどデメリットがないということをわかっていただけたのかなと思います。しかし、問題はここからです。このZfをz8に買い戻そうか悩んでいる一番の理由がこれからお話する機能面、使い勝手の部分です。

①持ちにくい

「何をいまさら」といわれるかもしれませんが、本当に持ちにくいです。これは、たまに配信者の方もお話されておりますので少し詳しく紹介します。

このNikonZfが持ちにくい一番の理由は「グリップがほぼないこと」です。少し、盛り上がっていますが指の引っ掛かりは一切ありません。それは間違いありません。

しかし、その持ちにくさに拍車をかけているのは「本体が重い」ことです。グリップがないカメラとは思えないぐらい作りがしっかりしているので、見た目以上に重たいです。

さらに、ボディだけならまだしもキットレンズ以上の大きさのレンズをつけるだけで一気に安定感がなくなります。正直、フルサイズミラーレスカメラ市場最大級に持ちにくいと思ってもらう方がよいでしょう。

②純正の外付けグリップが微妙

①の「持ちにくい」の1つの解に追加で外付けのグリップをつけるという選択肢が挙げられます。これはNikonさんも考えているようで純正からもグリップが発売されております。

店頭で握ってみたことがありますが、感想としては「やはり持ちにくい」ということです。

NikonZfのあのおしゃれさを犠牲にしてグリップをつけるので、それなりに持ちやすくなってもらわないと意味がないのですが、純正は基本的にはおすすめできません。デザインを重視しすぎたのかも知れませんが、外付けグリップをつけるなら純正ではなく「SmallRig」をおすすめします。

SmallRigの外付けグリップは握りやすさも非常に改善されますし、本体を張り替えていなければそれなりにマッチします。※私は張り替えてしまったので、グリップだけ違和感がありますが。。

③ジョイスティックがない

皆さんはジョイスティックを使って撮影していますでしょうか。

特に使わずに十字キーでAF合わせています

という方であればジョイスティックがないことも気にならないのかもしれません。しかし、これまでジョイスティックでAFを合わせていた方々については非常にデメリットになるかもしれません。

正直、私がZfのリリースを考えている一番の理由がこれです。デザイン性は落ちるけど、何とかしてジョイスティックを搭載できなかったものかと思ってしまうレベルです。

ただ、NikonZfはタッチFnでAFポイントを動かすことができます。ファインダーで覗いているときに、モニターをスライド操作することでポイントを移動させられる機能です。

おそらくこれがジョイスティックがない代わりの操作性補完の仕組みだと思うのですが、やはりジョイスティックの方が微妙な調整が簡単で、どうしても気になってしまいます。

④写真を撮るならチルトがよい。(できれば3軸以上)

Z8ローポジション(横位置)

配信者の方は自撮撮影があるので、「バリアングル搭載!」って様子で高評価にしがちですが、趣味で写真を撮ったり動画も自撮りを使わない方からすればバリアングルは面倒が多いです。

チルトと比べて常にワンテンポ遅れるのが億劫で仕方ありません。

↓ハイアングル、ローアングルの撮影をする際↓

《横位置の場合》

チルト:モニターを上下に移動するだけ(1アクション)

バリアングル:モニターを横に開いてクルっと傾ける(2アクション)※光軸ズレ

《横位置の場合》

チルト:無理

バリアングル:モニターを横に開いてクルっと傾ける(2アクション)

3軸以上のチルト:モニターを上下に移動するだけ(1アクション)

勿論、メリットデメリットがそれぞれにあるので元々バリアングルになれている方であれば違和感もないのかもしれません。

しかし、ここ最近チルトのカメラを運用していた私からするとこのワンテンポの遅れでシャッターチャンスを逃している気がして非常にストレスを感じます。

結論:下記に当てはまる方はNikonZfをおすすめしづらい!

  • ビジネス利用を検討している方
  • デザインよりも操作性を重要視したい方
  • チルトモニターを使っている方

買う前から分かっていることで今更記事にしなくてもと思うかもしれませんが、

実際にすべて飲み込んで購入したはずの私がやはり気になる

ぐらい気になるポイントなので、改めて検討してみて下さい。

とくに他のNikonを使われている方は「グリップ感」「チルトモニター」の恩恵を普段から良く受けているはずのでどうしてもきになってしまうかも。。

NikonZfの再検討

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この記事を書いた人

しゅーやのアバター しゅーや アマチュアフォトグラファー

完全未経験から趣味でカメラを始めて3年経ったアマチュアフォトグラファーになります。普段は平日サラリーマン、休日フォトグラファーとして遊んでいます。知人の結婚式やイベントごとの撮影依頼を受けることがあったり、仕事でも企業の宣材写真撮影を少ししています。

【使用カメラ】
フルサイズ:NIKON Z7 Zf
Vlogカメラ:dji Osmo Pocket3

【経験カメラ】
LUMIX GF10
OLYMPUS OM-D E-M5 MARK III
OLYMPUS OM-D E-M1 MARK III
NIKON Z30
NIKON Z8
NIKON Z5

【撮影】
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